司法改革と自己責任

いやこないだ爆発頭になってたオバハンのことなんだがな。
「自己責任」論を連呼しまくった一番最初ってのは結局のところ司法制度改革の時期なんじゃないかと思うわけで。
「事前抑制から事後救済・自己責任」をやたらめったら主張してたのが、小さな政府志向で法曹インフラ整備を訴えてきたロースクール拡大・司法制度改革推進派*1だった。パターナリズムからの脱却を主張したかったんだろうが、裁判費用のみならずカネがものを言うセカイの住人が「自己責任」なんて言い出したことが、一種の諦観として定着してしまい「よりシビアで利己的な」、「なんとも資本主義的な」自己責任・自業自得論へとつながったような気がしている。


でもやっぱり俺は自業自得だと思うね、アレに関しては。

*1:サトコウが801で講演したときのテープ起こしに何回「自己責任」が出てきたかなんて考えたくもない。