y=-( ゜д゜)・∵;; ターン

 一線超えちゃってくれたおかげで「殺」から「笑」に再クラスチェンジ&ジョークスレ入り浸り。


 左に並んだアンテナ見れば分かるように、私はどちらかというと「ナショナル」(だが松下は大嫌いだ)なスタンスである。憲法の人権規定等に関してはかなりレフトだと思うし、ジェンダーに関してはマッチョリズム完全否定なくしてボーダレスはあり得ないという持論の人間ではある*1が。


 で、現在も各種レッテルによって差別されている「ナショナルなひとたち」(笑)が集まるとやはりレッテルを貼られているのが2chであり、プロ市民系な人たちにとって「悪の枢軸」呼ばわりされているのが極東板やハングル板である。ジョークスレはこのハングル板の片隅にある。


 「ジョーク」というのはいわゆる民族性ジョーク(EX.http://yellow.ribbon.to/~joke/nation.html)のことである。民族の文化的性癖的慣習的差異をネタにして、あらゆる意味でスレスレの笑い。それを彼の国を題材にしようというのがスレの趣旨である……本来は。ところが、ハングル板においては他国の人間からすればジョークのような出来事が本気で全国紙の新聞記事(しかもweb版)に載ったり、別スレから体験談としてもたらされてしまう。時にはタイムラグわずか数日でジョークが現実になってしまう。ジョークをひねろうとしていた人たちは現実に絶望し、あえなく冒頭のy=-( ゜д゜)・∵;; ターン である。現実に勝てないジョークに存在意義はないのだ。
 ……とはいえ、敵意を笑いにより呆れ・諦めへと転化させるという意味において、この「スレスレの笑い」文化は国を問わず一定の効果を持っていると私は考えている。肯定的評価を誇張したジョーク(エコノミックアニマル時代の日本人がその典型だが)と、否定的評価をネタにしたものとの差異はあるが、先入観の一種とはいえ、殺る気満々でいるよりはましだと思う今日この頃。


 しかしマジでニュースソースの付くジョークは勘弁……y=-('A`)・∵;; ターン

*1:なんだかんだ言って富野作品の影響を受けているのかもしれない。