平行展開と重層。

最近のマンガアニメでは、終末といえば「世紀末救世主伝説」ではなく「新世紀覇王伝エヴァンゲリオン」らしい……年くったな俺……。

大会一日目。
総括で取り上げられた境界の問題を激しく実感した日。
実証作業の困難さと表面的報われなさを思い知る。


二人目の彼ははいぱーぽりすを使うべきではなかったと思う*1
提示された場面は結局のところカメラ位置と話題脈絡の連関によってつながる、彼のいうところの「バトンリレー」でしかないように思ったからだ。なまじそれぞれが視界内で動いているが故の問題かなと思った。
話題脈絡の連関による場面転換バトンリレーの巧みは『パトレイバー』が完成させてしまったと私は思う。小説で同時進行が切り替えによって展開し、両視点が激突することのもたらす効果については笹本を信奉するソノラマ信者のいうことだけれど。

追記:『はみだしっこ』のコマ見ていて西野司の『SEASON』思い出した。「ああ、想像するだけで私のハートは天高く〜〜」「馬に蹴られてしんじまえ〜!」。シェラのデート前の夢想と、それを阻止しようとするハウザーvs.エリアル&乱入するセイバーのシーンが重層になっている。

*1:あーこわかった。