反権力と反体制

　反権力であるがゆえに右と左、ウヨクとサヨクが反目する一方で、同じ「反権力という姿勢」だからこそ共同可能な面もあるんじゃないかと楽観的なものも信じたいところ。お花畑マスゴミも企業体も抑圧という面ではなんら変わらないわけだし。一部教員から右寄りと目されているような軍ヲタに片足突っ込んだ私が、「昔は筋金入りのアカ大学・今は筋肉だけのバカ大学」でさえ驚くほど左寄りの研究科（注：月鎌的主観）で、さほどの軋轢なく生存できているのもそういう流れなのかなと。もともとヲタ自体が「一般」なる概念に対する反マジョリティ・反抑圧的性質をひとつのよりどころとしているわけだし。

今の反権力と昔の反権力（カレーとご飯の神隠し）
　先日の対地方記者戦線で一躍有名になった神戦車T-72教団斬り込み隊長カリー氏の考察。わりと反マスゴミの人々が持っていたのではなかろうかと思われる漠然としたものを、見事に文章の形にして提示されている。マスゴミに限らず、私立大学を含めた企業体による管理主義、進路や将来を持ち出した脅迫など、反権力の方向性は私の周りでもがらりと変わってしまったと思う。

おまけ：信じられないが本当だ　
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