NYタイムズGJ!!

 おなじみ週刊オブイェクトより。何でもかんでも「自衛隊軍国主義靖国覇権主義」と結びつけたがるお花畑主義片仮名サヨクには一度じっくり読んでもらいたいところである。
 さて、12月8日産経新聞記事、ということはその前数日分のNYタイムズ。
 ご存じのように12月8日といえば!

 ……(当然あえて源田版)であることはもちろん言うまでもないが、その時期にこの記事というのがまたアレだ。夏が来れば恒例行事やってる「ただいま領土侵略中」国家とはえらい違いである。
 で、中国のやってる歴史歪曲としてあげられた項目は

(1)中国軍はチベットベトナムに侵攻したのに自衛以外の戦争はしたことがない、と教えている
(2)第二次大戦で日本は米国ではなく中国共産党軍により敗北させられた、と教えている
(3)一九五〇年代に毛沢東主席が断行した「大躍進」の政策失敗で三千万人も餓死した事実は教えない
(4)朝鮮戦争は米国と韓国が北朝鮮を侵略したことで始まった、と教える−ことなどをあげている。

の4点。

 プッ(AA略
 (3)に「それ以上の人々が粛正され紅衛兵による略奪暴行凌辱の嵐が〜」も付け加えてくれよNYタイムズ
 チベットに関しては現在も続けられている強制不妊手術も含めた民族浄化について、北京オリンピックボイコット署名も進行中(国境無き記者団)だというのに。


 もちろんこの記事に政治性があるのは言うまでもないし、これも恒例行事のひとつ。
 「ただいま領土侵略中国家」の恒例行事よりはるかにスマートだが、鬼畜米帝12月の恒例行事として「帝国主義打倒開始記念日」があるわけで、この時期より「人種主義、反……」……もとい、「民主主義・反ファシスト闘争」が始まり勝利への道へ歩み出した、という鬼畜米帝史上の一大イベントを強調することで鬼畜米帝の正当性を謳歌する時期だからだ。だからこそNYタイムズは(2)に反応したと私は踏んでいる。
 なんといってもその結果であるところの日本は、数少ない、というか唯一の「体制打倒・民主化成功例」だから、国際的にこれを周知してイラク統治を支援させたい材料。功績横取りは頭にも来るわな。