彼女らは「神」の代理人、「神」罰の地上代行者……

プレイヤーの底流にある規範に対する罰を彼女たちに代行させようという構造が、言葉様以後エスカレートした修羅属性なのかなと、なんとなく。規範に反する行為(を描いた作品群)が許せないのにやめられないから、彼女たちによって断罪させることで、免罪としている。けれど、作品のテキストでプレイヤーにそれを提示するのが、それで儲けている側である以上それは寸止めにしかならない。やっぱ殺るしか。
でもこれ外野からはモテへのルサンチマンとか安易に言われるんじゃないかなとふと思った。とはいえ、別にそういう見方にしたって今さらといえば今さら。火サスあたりだって真っ先にぶち殺されるのはおばちゃん世代の規範(しかし自分がそれを夢見るには寛容な)に反して地位を得た女だったりするのだから。家元の愛人とか女優とか。
火サス脳とエロゲ脳の複合は悪質だぜイヤッハー。


そこで登場するのが頼りがいのある保健室のお兄さん←黙れ。


恭一×理人スイッチが作動中。
『Pure×Cure』といい『PrincessBride』といい、いつからエロゲの保健室はお姉さまの花園から男たちの薔薇園になったんだまったく。いいぞもっとやれ。