だから嫌われる。

酔夢ing Voiceより

劇団てんびん座の森木代表の勇気と揺るぎない決意に敬意を表したい。サイトの森木代表の日記を読めば、憲法9条の解釈など私と正反対であるが、それでもこの上演を心から応援したいと思う。何しろ、拉致問題を扱った演劇は以前女子高校生が上演したことがあるが、初めての試みであるからだ。日頃、<反戦> などにうつつを抜かすミュージシャンが拉致被害者支援の歌など作ったことさえないからだ。
http://nishimura-voice.seesaa.net/
(強調筆者)

所詮反戦運動なんて余裕があって暇な人間のやること、なんて記述が「A君の戦争」にもでてくるわけだが*1、対象を政治的意図によって限定するねじれた運動こそがサヨクへの信頼失墜の根源。一時期の反地雷キャンペーンだって、最大の生産国であり輸出国でもある国には何一つ名指しの非難をしてこなかったんだから。所詮ブルジョアの道楽にすぎないわけだ。

というわけでいっちょ作詞作曲してインディーズに流せばウケるかもしれないよとフォーク・ストリート系の院生諸氏煽ってみるテストw。
「(まだ生きている)家族を返せ」ってのは「(安全地帯*2で叫ばれる)反戦」という「反論不能のドキタナイフレーズ」*3よりも身近で運動化させやすいと思うんだけど。

あとこれへの抗議はいつするのかなニヤニヤ(・∀・)。これを看過することはすなわち反戦反核なんかタダの方便で特定アジアの工作組織であることを自白するようなもんだが(・∀・)?ドウスルカネ?

大使激怒 日本大使の前で、ヒロシマ原爆をネタに下品に笑う韓国人
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/608900.html

*1:そしてそれらが現実に阻止に役に立ったことなど歴史上何一つとしてない。……どっかの国の「パフォーマンスに過ぎない焼身」ではないマジモンの焼身自殺僧侶(高校の時にビデオ見たけどあれはすごいと思ったね……)でさえ暴政を止める直接役に立ったかというと疑問だわな。

*2:もっとも現在進行形で侵略を受けている国が安全地帯かどうかは定かではないし、まつろわぬ敵国人も山ほどいるわけだし。

*3:「このことには誰も反論できないと思います」by小野寺剛士@A君の戦争。いちおう普遍的価値という意味でのほめことばのつもりw。

結局その末路かい。

なんとか設定面折りたたんだかな〜、という感じ。1巻+短篇で終わっていればよかったのにとか思いつつも、まあオチとしてはそういう末路しかないだろうなと思ったら案の定。それでも「いかに書くか」という点からはよかったと思う。ふと夢界異邦人の1巻読み返したくなったのは某オッサンのせいだろう。次回作に期待。


例の本パラ見。
俺等はエロゲとギャルゲ、抜きゲーと泣きゲーとほのぼのゲーを区別する。
同様に腐女子も商業小説ひとつとっても、ヤるだけのBL*1と恋愛を目的とするBL*2と恋愛はオマケに過ぎないBL*3とを区別する。
対岸を見るときに区別が付いているかどうかというのは重要だと思う*4んだが、対岸どころか手前の岸を見ているはずなのに混同しているような気がしてならない。続きは明日にでも読もう……。

*1:以前換骨奪胎という書き方をした系列。リーフ出版やプランタン出版あたりが属する。というより専門レーベルの大半が…(-д-)=3

*2:おそらくは本道のBL。著者が主に作家名を挙げているのはこのへん……だと思う。

*3:炎の蜃気楼などの「どうみてもBLなのに本筋はそこじゃない」もの。

*4:まあ俺自身ついてるとは言いがたいが……。