2009-06-01から1ヶ月間の記事一覧

メールの不具合で俺大ピンチ。

ニコマス動画を二次創作と見るのか、それとも東映大映的なスター映画の制作と見るのかって問題はあると思う。もっとも、その両者の中間にはスパロボとかのごった煮コンテンツが介在しそうな気もするし、それを解して両者は同じ物になるのかもしれない。

迷走、迷走、また迷走

フェミニズムの彼方―女性表現の深層作者: 水田宗子出版社/メーカー: 講談社発売日: 1991/03メディア: ハードカバーこの商品を含むブログ (2件) を見る 標的は90年代、ということでとりあえず借りてきた。狂気をキーワードにしているあたり、趣味の方にも面白…

ホットペーパー

『飛ぶ教室 秋(通巻3)』の「少女小説 かけ足の百年史」(横川)の引用頻度って恐ろしく高いのな……。 俺自身も引用したことあるけど、あれほど簡潔にまとまった少女小説史で活字になってるのってほとんど無い。明治大正期の少女小説をめくる路線対立とかの…

夏見を通り越してハゲだった。

某新刊を軽くパラ見。 ……往年の麻生のような破壊力を期待していたわけでも、夏見のような露悪に留まらない恐怖感を期待していたわけでもないが、あれじゃ劣化田中だよ……。 ……というわけで結局買ってこなかった。彼の意図やデータ詰めの論調は嫌いではないが…

中だるみ。

RATMAN (5) (角川コミックス・エース 152-6)作者: 犬威赤彦出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)発売日: 2009/06/26メディア: コミック購入: 2人 クリック: 15回この商品を含むブログ (17件) を見る

無題

何を目指せばいい? ワンフレーズだけでメロディーに合わせて歌えたら三十路以上。 小学生には最終回全裸が意味不明でした。

元祖

尖塔の姫君と、高い城の男。 母なる「少女雑誌の慰問手紙記事」から、『ほしのこえ』と『シスプリ』が生まれる。 笠井が久美世代の少女小説と比較するように、セカイ系って0年代に特有のものではないが、しかしその根っこは恐ろしく深いようにも思う。

エロゲ規制があいかわらず騒がしい。

同人DLサイトの自主規制が行きすぎてる気配。 実体法規制になると間違いなく憲法訴訟に発展する(そして最高裁判例は有象無象の区別無く先例として機能する)ので、俺はそこまで静観する構えだが(絵を描く練習でもしますかねえ……)。 しっかしだな、高校生…

今からそいつを、これからそいつを

『振り返ればヤツがいる』の再放送やってた。今日からかね。 90年代大当たりした化け物ドラマは山ほどあるわけで、再放送しまくるのは悪くないと思うんだけどねえ……。俺は「ルーキーコップ」とか「幕末高校生」とかあのへんを除いてあまり好きではなかったが…

血祭り

NHKにバールのようなものが8300人分振り下ろされたらしい。 赤字神氏は「(もし勝てば)日本国民は大いに味をしめることになります」と言っているが、もし通れば味を占めるのは「日本国民以外」も同じことなわけで、吹き荒れる訴訟の嵐の中で、NHKに限らず、…

びふぉーあふたー

花守の竜の叙情詩 (富士見ファンタジア文庫)作者: 淡路帆希,フルーツパンチ出版社/メーカー: 富士見書房発売日: 2009/06/20メディア: 文庫購入: 5人 クリック: 36回この商品を含むブログ (35件) を見るびふぉー: ん、『風の守護龍』っぽい? あふたー: エ…

普通の人生を漠然と生きて、漠然と両親と同じような家庭を持つ男がいないんだなと思った。

殴り書き。 現実の話ではなく、少女小説の世界の話。 「歪んだ家庭観を持ったイケメンを矯正させた上で心理的に優位に立ちつつ経済的に依存する話」が多すぎる、というのはここでもちょくちょく言っていたことなのだが、振り返れば、コバルト以後の少女小説…

過激なBLが批判を受けたからと言って

ヘテロもしくは百合の女性向けエロ寄り文庫を出せばいいというものでもないだろうに(偏見)。 ……と、店頭で見かけたティアラ文庫。 裏表紙の想定見た瞬間に「警報ーーーー!!!」な感じの装丁になっていて、「父なるラピス文庫のエクスカリバーが母なる美…

俺はA案は受容できない。

もちろんパーツ取りを拒否する家族の心情を考慮することや、「家族がパーツを有効活用させないので無為に死ぬ人間が増える」などという誹謗中傷が発生しないようにするといったこと、死生観の維持あるいは改変は、哲学屋さん、とりわけ「生を強く肯定する」…

嗜好の違いにすぎない

表現の自由の前に立ちはだかるセクシャルハラスメント −−煩悩是道場 http://d.hatena.ne.jp/ululun/20090618/1245287314 「セクハラ」という枠によるエロゲの取り扱いが避けられないということと、その枠が社会的習俗という流転する規範を背景としつつも「※…

日付が間違ってた。

前日付けの日付に書いてしまってたので移動→http://d.hatena.ne.jp/Kadzuki/20090618。

名作祭・回帰祭 第二部

あたしの中の…… (コバルト文庫)作者: 新井素子,四位広猫出版社/メーカー: 集英社発売日: 2005/12/22メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 15回この商品を含むブログ (25件) を見る扉を開けて (コバルト文庫)作者: 新井素子,羽海野チカ出版社/メーカー: 集英社…

赤字神は夏見正隆劣化コピーを越えられる作家になるのか

続 言霊 〜「言葉」を穢す〜 http://blogs.yahoo.co.jp/takaakimitsuhashi/28890476.html 本作品の主目的は、ずばり「言葉を穢す」ことにあります。 こういうことを宣言されて、ロートルオタが『レヴァイアサン戦記』思い出さないわけがないだろう!、とペタ…

一般京都人のスルースキルは異常w

外国人排斥を許さない6・13緊急行動に参加してきました http://d.hatena.ne.jp/umeten/20090613/p1 umetenさんによるレポがあがっていた。個人的にはコメント欄のumetenさんが書いていることがすべてのように思う。 所用によりスネークできなかったが、さす…

想いのみ、雑味無し

『属性yd 05』をようやく確保。 時は200X年……。 肉体を捨てて二次元にのみ生きる少女たちは、嘘と迷いとその他諸々の「きたないもの」を捨てて、ついには異性すら捨ててしまった……。だが想いだけは捨てられていなかった!!! ……てな感じのコバルト本誌風装…

警告:SAN値が減っています

「序盤で積み込んでた『嵐が丘』、暫く漬け込んだあとで今再開したら妙に面白く読めるんじゃないかと、そんな気がしてきてなあ」 「へ? どう見てもおまえの好みの作風じゃないだろ、姉妹の片割れの方(『ジェーン・エア』)ならともかく……」 「いやさあ、人…

絶対にゆるさんぞ(AA略

人がメンタル的に終わってる時にアンパン爆弾で殴りかかってくる悪友を持って俺は幸福……なわけがねえ。地雷は埋めるもので殴りかかるものじゃねえぞ。俺の妹がこんなに可愛いわけがない (電撃文庫)作者: 伏見つかさ,かんざきひろ出版社/メーカー: アスキーメ…

感情論の上限下限

まだ法学の面白さがわかってなかった頃、感情論剥き出しだった俺は刑訴がとことん苦手だった。 のちに社会学や歴史学に関わる感情論(すべてが感情論だと言うつもりはない)にうんざりしながら刑事法学のドライな世界を懐かしく振り返ることになるなんてまっ…

彼らも人間だったのだ

『ラヴクラフト全集 1』の残り、「壁のなかの鼠」「死体安置所にて」「闇に囁くもの」(どうでもいいが一発変換が「病みに」だった俺PCのATOKに乾杯)読了。HPLイコールクトゥルーだと思っていた俺には「死体安置所にて」のオーソドックスさが新鮮…

「凌辱系エロゲ排除」と「女人禁制の山」

「法規制をするなら根拠を出せ」というのが俺の立場であることに変わりはないが、この騒ぎ、流通サイドが落ち着いたらソフ倫の血縁規制の如くgdgdになるんじゃないかと俺は考えている。いまのところ割と楽観的。したがって、民主党の円より子だの自民党…

清々しく爆散したあとは

真面目モードでお堅い文献。迷走して、何を言おうかとかそんな次元で悩んでたけど、よくよく考えると1960年代って妙に面白いような気がしてきた。当時の児童文学研究雑誌のかみあわなさとか政治臭さに、距離感と土壌を見るというか。 まあコバルト新刊が今月…

そりゃまあ「研究書」だけどさあ……

近所のショッピングモールに入ってる本屋のやる気のなさにイライラ。 『レヴィジオン刑法 3』を探しに行ったのに、法律コーナーには予備校本と「教科書」しか置いてないばかりかその教科書も版遅れがぽつぽつ。専門書扱う本屋が致命的に少ないってのは何と…

「ラノベ」は高齢層だけを残して「児童」に食い破られるのか。

http://www.tsubasabunko.jp/03shinkan.html#bk08 ハルヒ、児童文庫進出。 なぜかレギオスまで。もうわけわかんねえ。 個人的にはザン剣とかカイルロッドとかロードスとかこのレーベルで再版してくれないかと思うのだが。創元が妖精作戦新装版出すって話はど…

衝突の瞬間に見る分水嶺……なんだつまんねえ、ってことは往々にしてあると思うw

葵祭も終わったし祇園祭まではまだあるのに、6月は妙に京都が熱いな。さてさて。 しっかしさあ……。 俺も教職課程取って教育実習はやったわけだけどもさ……(3科目+司書教諭持ってるから更新料とか講座とか考えたくもないんだが)。バカだろ学長。てか教免…

飛ぶ教室は飛ぶ教室でも

飛ぶ教室 第14号―児童文学の冒険出版社/メーカー: 光村図書出版発売日: 2008/07メディア: 単行本購入: 1人 この商品を含むブログ (2件) を見る 迷走と気力減退と八方塞がりの中、神宮先生の児童文学史連載をぱらぱら。3号の横田先生の少女小説史にはお世話…